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休息と環境の改善が必要

カウンセリング

家族のサポートが重要

うつ病は本人が認識し難い病気なので、周囲の人がいつもと違う状態に気がついてあげる事がとても大切です。できるだけ早く専門医による治療を受ける事が必要ですが、本人が医療機関の利用を拒む場合があります。その様な場合は無理に勧めると気分の落ち込みが激しくなり、病状を悪化させてしまう原因になります。まずは信頼できる者から病気について具体的に伝えてあげる事が必要です。うつ病の治療は精神科で受ける事になりますが、身近な所に適当な医療機関がない場合は、かかりつけの病院で紹介してもらう事もできます。そして精神科ではアンケート用紙に記されている症状についてチェックした箇所がいくつあるかで診断をしていきます。これはアメリカ精神医学会や世界保健機関が定めた基準によるものです。信頼性のある方法ではありますが、この様な症状から分類する操作的診断だけでは、適切な診断がなされない場合があります。これはうつ病の症状の中に自己愛性パーソナリティ障害や統合失調症などの他の病気の症状と重なる部分があるからです。更にうつ病をはじめとする心の病への診断は、医師の主観的な判断も多くを占めています。適切な診断と高い治療効果を得る為には、コミュ二ケーションの取りやすい相性の良い医師による治療を受ける事が必要です。うつ病と診断される人は、性格面で共通した点がいくつもあります。中でも几帳面で真面目であり、完璧主義な人が目立ちます。職場での評価も高く、社会的地位を持つ人も多いです。この様な人は自責の念も強く、思う様にならない心の状態を全て自分の努力が足りないからだと考えがちです。何年もうつ病の症状に苦しんだ挙句、周囲の勧めで医療機関を訪れる人も少なくないです。そしてうつ病と診断された人がまずしなければならないのが十分な休息と環境の改善です。その為には、家族や身近な人達による理解と協力が不可欠です。うつ病と言っても数多くの種類に分類され、症状も違うので臨機応変な対応が求められます。特に双極性障害や他の精神疾患も同時に発症している場合には、一進一退する症状の変化に戸惑う人も少なくないです。その日によって変わる患者の言動に左右されず、一歩引いた場所から暖かく見守る姿勢を保ち続ける事が必要です。この様なうつ病患者のサポートを続ける事は、家族や身近な人にとって大きな負担となります。この病気の患者は3ヶ月程で回復の兆しがみられる人もいますが、中には数年間も治療を受け続けなければならない人もいます。治療期間が長引く場合は、患者を持つ家族へのケアが必要になる場合もあります。その様な場合は、各市町村や都道府県が設置する精神保健福祉センターを利用すれば、相談に応じてくれます。